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お金に余裕のある人と借金する人の違い!リアル事例を用いて元金融社員が徹底解説

コラム

金欠時や給料日後の支払いでほとんどのお金がなくなったときなど、ふと「貯金のある人ってどんな人だろう?」と考えてしまうことはありませんか。一概には言えませんが、金融機関での勤務経験から、“貯金のある人”と“借金する人”にはたくさんの違いがあると実感しました。今回はそのうちの3つを厳選し、元顧客たちのエピソードも交えながら紹介。その違いがお金のあるなしに直結する理由についても、体験をもとにお伝えします。

貯金

※画像はイメージです(以下同)


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1. 感謝と愚痴

、感謝の言葉をよく口にしていてポジティブ

お金にゆとりがある人や貯金のある人は、感謝の言葉をよく口にしていてポジティブな印象を受ける人が多いです。そして、肯定的で根が真面目。こういった人たちは、泣きつかれて保証人になり、お金を借りた債務者の代わりに支払いをする羽目になっても、きちんと返済を終わらせていました。

よく観察していると、感謝の言葉をよく口にする人は、周囲から好かれていることも多かったです。たとえば、配偶者や子供が自主的に働いて返済に力を貸したり、副業の仕事を紹介してもらったりというケースも少なくありませんでした。また、将来に対しても「今年中に借金を返済しながら資格を取って、来年には資格を生かせる職場に転職したい」などポジティブで具体的な目標を持っている人が多かったです。

ネガティブで否定的な愚痴の多いタイプ

逆に、お金に余裕がなくなっていく人は、ネガティブで否定的な愚痴の多いタイプ。誰かの悪口や噂話が好きなのも、こういった人たち。とにかく自分の環境に不平不満があり、自分が借金をしたのは人や周りのせいだと考えています。誰かの保証人をしていたはずなのに、いつの間にかその人自身も債務者となり、支払いに詰まってしまう人にも多いタイプです。

愚痴ばかり言っている人は、周りから信頼されていない印象を受けることが少なくありませんでした。また、返済について相談を受けたためアドバイスをしても、「朝起きるのが苦手なので新聞配達は無理」「夜はゆっくりしたい」など収入源を改善せずに支払不能となる元顧客も多かったです。

風呂釜に亀裂が入っているのに修理せず、ずっとぬるま湯に浸かったまま動かない。風呂釜が壊れてから、はじめて慌てるタイプです。そのときには修理代が高くなっているように、もとの生活を取り戻すのも同じように大変になってしまいます。

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