仕事で辛くなってしまうのは「楽しくやろう」「幸せになりたい」と思うから
毎日他責と自責と逃げを繰り返していた
ぼくも実際、毎日他責と自責と逃げを繰り返していたように思います。「もっとわかりやすく優しく指摘をしてほしい」とか、「自分は無能すぎる、もっと勉強しないと」とか、「コンサルタントは自分には合ってないのかも、人事とかのほうがいいのかもしれない」とか、そんなことを思っていました。そもそもの仕事もツラいのに、空いた時間でもこういう思考がグルグルし続けていて、めちゃくちゃ消耗したのを覚えています。
「暁!男塾」というマンガの主要人物の一人、江田島塾長が、卒業式で以下のメッセージを送っています。
男なら幸せになろうなどと思うな
幸せになるのは女と子供だけでいい
男なら死ねい
毎日毎日を死ぬ覚悟で生き
安逸に人生を消耗させるな
いかなる困難にもめげず死に物狂いで熱く苛烈に生きるのだ
すなわちそれが三年間男塾で学んだ…
「青年よ、大死を抱け」の精神である!!
仕事をする上では、まさにこの精神が必要なのです。仕事において、「楽しくやろう」「幸せになりたい」という気持ちは捨てるのです。どうせツラいこと、理不尽なこと、やりたくないこと、ダルいことが中心です。もちろん、お客さんに心底感謝されたり、大きくメディアに取り上げていただけたり、そういう楽しい瞬間がないとは言いません。しかしながら、それは仕事の中心にはなりえません。