仕事で辛くなってしまうのは「楽しくやろう」「幸せになりたい」と思うから
ラクにサクサクできるのはごく一部の人に限られる
そもそも仕事とは、他の人や組織が求めている何かしらの価値を提供し、それに対して対価を頂く営みです。それがラクにサクサクできるのはごくごく一部の人に限られます。大体の場合、他の人が誰もやりたがらないようなめんどくさくてダルくてイヤなことだったり、めちゃくちゃ時間や工数がかかることだったりします。もちろん、経験や研鑽を積みまくることで、今までよりラクにその価値が提供できるようになるかもしれません。しかし、いきなりそんなことができる人は稀です。
それにも関わらず、「楽しくやりたい」「ラクにやりたい」「仕事の時間も幸せな気持ちでいれたらな~」という期待値を持ってしまうとどうなるか。「めんどくさく理不尽で大変なことばかり」というリアルと、自分の期待の差分が激しすぎてしまい、
●先輩や上司、お客さんがおかしいんだ、という他責
●自分が無能なのが悪いんだ、という自責
●自分にはもっと適した環境がある、という逃げ
などなど、あまりよろしくない精神状態に陥ってしまいます。