【先輩はChatGPT!】暇なので話し相手になってもらった|2023新入社員ブログ<3>
「面白い」とは
そこで素直に「面白い」をどう捉えているのか聞いてみることにしました。
「「面白い」という言葉には、個人的な好みや文化的な背景、社会的な状況によって異なる解釈があるため、明確な定義はありません。しかし、一般的には、人々を笑わせたり、感情を揺さぶったり、関心を引いたりするものを「面白い」と呼ぶことができます。また、新しい情報やアイデアを提供し、人々に知的好奇心を刺激することも「面白い」と考えることができます。
ただし、何かが「面白い」とされるためには、ある程度普遍的な要素が必要です。例えば、ある文化や地域の人々にとっては面白いとされることが、他の文化や地域の人々にとっては理解できない、もしくは興味を持たれないことがあります。したがって、「面白い」とは主観的であり、多様な視点が存在することを理解する必要があります。」
ChatGPT先輩としては、教訓や驚きがあるものを「面白い」として提示しているようです。さらにさっきの小話についても解説してもらいます。
「「クマの話」が面白いと思われる理由は、いくつかあるかもしれません。例えば、物語の進行が予想外の展開を見せることで、読者や聞き手を驚かせる要素があるといえます。最初の2匹のクマが、それぞれ空を飛ぶことや美しい歌を歌うことができるようになった一方で、3番目のクマはただ話すことができるようになっただけで、何も特別なことが起こらなかったという展開は、意外性を持っています。
また、この物語は、自己誇張や虚栄心についてのメッセージを含んでいるため、読者や聞き手に考えさせる要素もあります。3番目のクマが、ただ話すことができるようになっただけで喜んでいた一方、2匹のクマは何か素晴らしいことを期待していたため、彼らががっかりしてしまうという展開は、人々が過度な期待を持つことの問題点を示唆しています。
このように、予想外の展開や社会的な問題についてのメッセージが含まれた物語は、人々を引き付ける要素があり、面白いと思われる理由の一つといえます。」
ここまできてやっと納得できました。笑えるわけではないけれど、思考することができる話はたしかに面白いなと思えました!ただ、最初の話では、3番目のクマが話すことができるようになっただけで喜んでいたとは書かれてなかったような…ChatGPT先輩にも説明不足の一面があるのかもしれません。
ChatGPT先輩のテンションが違う
2回同じように会話を始めましたが、なぜか返答に「!」がついた回とつかない回が出来上がりました。1つめの猫の話をしてくれたときは、少しどや顔の返答です(筆者の感覚ですが)。しかし2つめのクマの話は、難しいですと返したせいか、落ち着いた会話になりました。
実は先日のレクチャーで聞いた、褒めたり感謝したりすると回答が変わるかもしれない、という可能性は、あまり信用のある情報ではなかったようです。それでも、ChatGPT先輩は、相手の会話への理解度や話す内容に合わせた返事をしているように感じました!
<取材・文・撮影/パンダ>