ChatGPTが考えた4コマ漫画は笑えるのか?
「ChatGPT」。毎日、その名前を目にしない日はないほどに話題だ。さまざまな検証記事が発信されたり、大学が利用の禁止や制限を発表したり。しかし実際に自分で使ったことはない、という人もまだまだいるのではないだろうか。リサーチや案出し、文章作成から他愛のない会話まで試す中で、条件提示によって4コマ漫画のプロットも作成できることが判明。ChatGPTが考えた4コマ漫画は、はたして笑えるのか!?
>>「セルフレジがわからん」悪態をつく70代男性客がダンマリした、青年の一言
ChatGPTは編集者やライターの仕事を奪うのか?
先日知り合いの社長から言われた。「ChatGPTすごいですよねえ! 編集者やライターの仕事はかなりなくなるんじゃないですか? 危機を感じている人も多いと思う」と。
筆者の場合、リサーチや案出し、文章作成から他愛のない会話まで、日々少しずつではあるがChatGPTを試してみている。しかし今のところ、ワクワク感や残念感はあっても、正直言って、危機感はない。筆者が使いこなせていないだけかもしれないが、周りの編集者やライターでも、いないように見える。
もし本当にChatGPTが編集やライターの代わりになれるのなら、自分は別の仕事をすればいいと思っている。この機会に全く別の業界に転職するのも悪くない。洋館の住み込み管理人とか。
世の中には実在しないお土産をすすめてきたChatGPT
筆者が初めてChatGPTにした質問は、「京都でおすすめのお土産を教えて」である。
それに対するChatGPTの返答は、
京都風呂敷(Kyoto Furoshiki)
京都茶(Kyoto Tea)
京都の伝統工芸品(例:絹織物、漆器、木版画)
京都の伝統菓子(例:もちもち餅、京アマイボン)
京都の和装小物(例:草履、着物、帯)
であった。言いたいことはわかる。とはいえ、何にでも「京都」をつければいいと思うなとツッコミたくなる。そして「もちもち餅」や「京アマイボン」とは一体何なのか。もしかして、筆者の知らない隠れた人気土産があるのか!? と思い、まずは「もちもち餅」をググってみた。……それらしきものは何もヒットしない。
そこで思い当たる。「もちもち餅」はもしや「生八ツ橋」のことなのか? そして「京アマイボン」とは「和三盆」のことでは……(違うかもしれない)。しかし、もっと上手く質問すれば、具体的な商品名なども教えてくれるのかもしれない。気を取り直して「インスタで人気の京都土産とその商品URLを10個教えて」と聞いてみた。