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【Z世代は何を想う】星野リゾート界の総支配人が語る「変化を楽しむ生き方」

学び

【理想と現実】うまくいかない時、どうしてる?

澤田さん インタビュー風景1

自分以外の人の考えを取り入れることで、アイデアをブラッシュアップできるヒントになるそう

― 澤田さんは総支配人として責任のある立場でいらっしゃいますが、なかなか結果が出ない時は、どのようなマインドで過ごしていますか?

澤田さん:結果がなかなか出ない時は、そうですね……。最初からすべてうまくいくとも思っていないですが、どうしてうまくいっていないのか? を深く考えるようにしています。評価は、誰が評価するかによっても変わるので、あまり気にしすぎないことも大切だと思いますね。

【星野リゾートについて】どんな会社?

「界 仙石原」のショップ

「界 仙石原」のショップでは、お土産物だけでなくアーティストの作品や小物も販売されている

― 星野リゾートはどのような会社でしょうか?

澤田さん:フラットな会社、ですかね。何を言うかが大事で、誰が言うかは気にしないので、入社1年目でも10年目でも関係なく意見が言い合える環境が整っていると思います。

また、チャレンジする機会がたくさんある会社でもあるかと。何かやりたいと手を挙げて、それが説得力のある提案であれば「どうぞやってください」と認められますし、チャレンジが推奨される文化が浸透している印象です。提案が受け入れられた時は「任せてもらえた」とうれしく感じますね。

― どんな人が星野リゾートに向いていると思いますか?

澤田さん:チャレンジを楽しめる人は向いていると思いますね。年齢に関係なく仕事を任せてもらえるので、挑戦することが好きな人は楽しいと思いますよ! また、最近はプライベートを優先しつつ、好きなことを仕事にするという風潮も生まれてきていると思いますが、星野リゾートはプライベートも大切にできる会社だと思います。

【ホテル業界について】最近の動向をどう見ていますか?

澤田さん フロント

コロナ禍でもまた行きたいと思ってもらえるような、思い出に残る滞在を作りたい、と澤田さん

― ここ最近のホテル・観光業界の動向を、澤田さんはどのように捉えていますか?

澤田さん:今は外国人のお客様がいらっしゃらないので、本当に試されている時期だと思っています。私は地域住民に選ばれる旅館にならないと意味がないと思っていて。「界 仙石原」でいえば、小田原や静岡県にお住まいのお客様ですね。そういった方たちに「やっぱり近くの温泉旅館でゆっくりごはんを食べていると、小田原や箱根の良さをあらためて感じるなあ」と感じていただくのが温泉旅館の本質的な部分だと思いますし、持続可能な収益にもつながるのかなと思います。

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