帰宅中、駅前で突然の告白!?

　以来、河合さんはT田さんのことをなんとなく避けるようになったといいます。

「タバコは外の喫煙所に行き、ランチはなるべく別の同僚を誘っていくようにしていたんです。その甲斐もあってT田さんと顔を合わすことはほとんどなくなりました。でも安心したのも束の間でした。

　ある日、いつものように仕事を終えて帰ろうとしたら、駅の近くでまたもや『河合さん！』と呼び止められたんです。振り向くとそこにはとっくに帰ったはずのT田さんが……。まさか俺のこと待ち伏せしてた？と思って震えましたよ。で、何かと思えば『好きです、付き合ってください！』と、いきなり告白してきたんです！」

ストーカー化した女子大生に恐怖

　河合さんは「いや俺、彼女いるし……」と思ったそうですが、それを言うと社内で噂を流されそうだったため、「そういうふうに見ていなかった。ごめんね」とやんわりと流すことにします。告白を断り、これで終わったと思ったそうですが……。

「会社では相変わらず避けていましたが、以来ストーカーのように付きまとわれるようになったんです。たとえば僕のランチする店や、仕事後に飲みに行く店を他の社員に聞きまくったり……。

一度、会社から駅までの道で視線を感じたことがあって、振り向いたらサッと隠れるT田さんの姿を目撃したことも。このままでは家までストーカーされるのでは……と恐怖を感じましたね」