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SNSでも注目の隣人トラブル「隣家の駐車がギリギリすぎ」解決法は?

コラム

 あるツイッターユーザーが投稿した隣人トラブルの画像がネットで注目を集めました。投稿された画像は、旗竿地(はたざおち=土地の形が旗竿状になった土のこと)同士で隣り合う2軒の家の様子を撮影したもの。

自動車

※画像はイメージです(以下同じ)

 両家とも、通路兼駐車場のスペースの境界ギリギリで車を停める異様な光景が写されています。投稿者によると、隣家が境界を越えて駐車するため、このような停め方をせざるを得ないのだとか。他にも深夜まで隣家が路上でバーベキューをする様子なども投稿しています。

 不動産にまつわるトラブルに詳しい「全国宅地建物取引ツイッタラー協会」(全宅ツイ)会員に、隣人トラブルで気をつけるべき点を聞きました。

事前の調査で少しでもリスクを減らす

「我々プロが物件を仕入れる際、異なる曜日や時間帯に何度も足を運び周囲に変な住民が住んでいないか等を徹底的に確認するのが鉄則です」

 こう語るのは全宅ツイの匿名会員S氏です。一般ユーザーもこうした事前調査を行うことをS氏は推奨します。

「マイホーム、特に戸建てを買おうと思っているエンドの方は、少なくとも、朝、昼、夜の現地・周辺確認を行う。それも平日と休日の両方で行うべきでしょう。それでも確認しきれないことが出てくるのが不動産なのです。努力は惜しんではいけません。不動産屋の案内で一度現地を見たくらいで不動産を買ってしまうのは、ギャンブルとかわりませんから」

念入りな調査をしても防げないケースも

 しかし、念入りな事前確認をもってしても防げないケースもあると、ようすけ(@jounetu2sen)さんは指摘します。

「購入時には問題なくても、後から来た隣人が問題を起こすケースもあります。こうなると、エリアや中古・新築関係なく、隣人トラブルは誰にでも起こり得る問題といえます」

 新宿太郎総帥(@from_naname)も、最初は問題がなくても、時間の経過とともに隣人が問題化する可能性を指摘します。

「以前、ゴミ・汚物部屋の残置物撤去をしたことがあって、その部屋の元所有者は痴呆でごみ捨てができなくなったおじいちゃんでした。部屋のゴミから判明したのが、そのおじいちゃんが名門私立中学から名門大学を卒業し、一流企業を勤め上げたエリート会社員だったこと。

 現役時代はすごく立派な人でちゃんとした生活を送ってた人であっても、年取って痴呆になっちゃうと汚物・ゴミまみれの部屋になってしまうんやなぁと、切なくなりましたね」

 高齢化と単身世帯の増加で、「今まで問題なかった隣人が、突然トラブルを起こすケースは増えるのでは」と、新宿太郎総帥は予想します。

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