年間10万円の節約に!洗濯物の9割を自宅で洗うコツを“日本一の洗濯屋”が伝授
プロ直伝の洗濯の仕方で快適な生活を
最後に、洗ブラ流洗濯術について、いまいちど要点をまとめてみた。
・洗濯は準備が大切。洗濯槽は定期的に洗浄し、洗濯物は通気性のいいかごに入れる
・袖口や襟などの汚れやすい部分は予洗い(プレウォッシュ)しておく
・水→洗剤→洗濯物の順番で洗濯機に入る。洗濯物の分量は6割以下が理想
・24時間以内に洗濯し、洗濯物を溜めないよう心がける
・正しい部屋干しの仕方を実践すれば嫌な臭いを防げる
・家の洗濯物の9割はクリーニング屋に出さなくても洗える
今回、取材していくなかで、茂木さんの職人気質な性格が伝わってきた。洗濯ひとつとっても、ロジック立てて正しいやり方を実践していくことで、大切な衣類を長く愛用できる。「ハッピーランドリー」を掲げる洗濯ブラザーズ直伝の洗濯術をぜひ試してほしい。
<取材・文・撮影/古田島大介>
【洗濯ブラザーズ】
茂木貴史、茂木康之、今井良の3人で結成し、毎日の洗濯を楽しくハッピーにするための活動をするプロ集団。横浜でクリーニング店「LIVRER YOKOHAMA(リブレ ヨコハマ)」、東京・三宿に「LIVRER MISHUKU(リブレ ミシュク)」を経営するかたわら、劇団四季、クレイジーケンバンドなど国内外の有名アーティストの衣装クリーニングを行う。また、オリジナルのナチュラル洗剤を開発し、好評を博している。メディア出演多数。著書に8万部突破のベストセラー『日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術』(アスコム刊)がある。洗濯ブラザーズ 公式サイト