高杉真宙が語る「優しくはないし、全然爽やかじゃない」仕事と性格の自覚
この年齢で動けたことは運が良かった
――現在、実務などもされているそうですが、改めて、仕事人として心がけていることは何ですか?
高杉:ずっと変わらないんですけど、圧倒的に挨拶です。独立したからということではなく、僕にとって必要だと感じています。挨拶したほうが自分自身、気持ちよく仕事ができますし。これはどの職業であってもそうですよね。
――ありがとうございます。最後にこれから作品を観る読者へメッセージをお願いします。
高杉:純粋にストーリーとして面白く楽しい作品ですが、いまって電子マネーでの扱いが多くなったこともあって、余計にお金の使い方を知らない人が増えている気がします。コインでもお札1枚でも、その重要性に気づいていない気がしていて。楽しいだけでなく、そういったことを改めて学ばせてくれる作品でもあると思います。僕自身、改めて感じています。
<取材・文・撮影/望月ふみ>