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高杉真宙が語る「優しくはないし、全然爽やかじゃない」仕事と性格の自覚

暮らし

 1990年代に連載され、映画やドラマにもなった人気コミック『ナニワ金融道』が、高杉真宙さん(26)の主演で新たなシリーズになりました。11月末から12月にかけて3週連続で劇場公開された『灰原、帝国金融の門を叩く!』『銭と泪と権利と女』『大蛇市マネーウォーズ』が、12月16日(金)よりDMM TVにて一挙配信開始。

高杉真宙

高杉真宙さん

 貸金業者の帝国金融で働くことになった青年・灰原を演じた高杉さんに、演じた灰原の印象や、13歳から仕事を続け、昨年の独立。

 今年はバラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の「ゴチになります!」レギュラー参加や、月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系)、連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK総合)に同時期に出演するなど、ますます精力的に活躍。そんな高杉さん自身の仕事に対する意識を聞きました。

灰原はつかみどころのない主人公

ナニワ金融道

(C) 2022「ナニワ金融道」製作委員会

――今の世代の人でも、タイトルは聞いたことがある有名コミックの映画化です。

高杉真宙(以下、高杉):そうですよね。僕も「おー、あの『ナニワ金融道』か~!」と思いました。少し重い作品なのかなと思っていたのですが、全然そんなことはなく、どちらかというとコミカルで、かつ色んなことを教えてくれるシリーズだと感じました。ただ金融モノなので、使われる言葉の意味を調べるところから入りました。きちんと理解しないとセリフが入ってこないので。

――貸金業界に飛び込んだ灰原への印象は?

高杉:つかみどころのない人だなと思いました。お金に執着があって図太くて、仕事を仕事としてすごく割り切って生きていける人。ここにはお金に困っている人たちがたくさん出てきますが、その人たちのためにやっているというより、その人たちがお金を返せるように動いている感じがあって、一見優しく爽やかな青年に見えますけれど、それとはまた違う印象を持ちました。

僕自身は、少し面倒くさい

高杉真宙

――高杉さんも「優しそう」「爽やかそう」と思われることが多いかと。

高杉:「そんなに優しくはないし、全然爽やかじゃないんだけど」といつも思います(笑)。身近な人からは我が強いと言われますね。自分自身、少し面倒くさい性格だと自覚しています。ただ、仕事をしていく上でも、そこは重要な部分だと思っているので、変える気もないですね。そういうところが面倒くさいんでしょうけど(笑)。

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