月150万円超稼ぐパパ活女子が「“定期19人”いても新規開拓を辞めない」ワケ
知らない人とホテルに行くのは怖かった
彼女は本当に忙しい。ちなみに今日のスケジュールを聞くと、14時に45歳パパと待ち合わせてラブホテルでセックス、この取材が終わり次第、41歳パパとのデートが待っている。おそらく食事してからホテルに行くので、帰るのは終電近く。明日も13時、19時待ち合わせのデートのダブルヘッダーである。
「パパ活はコロナになってからやっているけど、最初は茶飯女子だった。全然ダメだった。ご飯だけの人を探したけどなかなか会えないし、会えても続かない。多くても3回くらいで終わっちゃう。最初はめちゃいい人でも、ホテルに行くのは無理だった。知らない人とホテルに行くのは怖いし、おじさんと仲良くできるけど、セックスするまでは嫌だって踏み切れなかった」
キャバクラの営業自粛でパパ活の道へ
茶飯女子とは食事だけのパパ活のことで、肉体関係を求められても断る方針でパパ活をしている。1年生の夏休み、時給の高いキャバクラ嬢になった。キャバクラだけでは不安なの後期が始まる頃に茶飯のパパ活を頑張ろうとアプリに登録する。2年生の春、東京に疫病が蔓延した。緊急事態宣言でキャバクラは営業自粛となった。再開しても、客足は安定しなかった。
コロナになってから、パパ活に力を入れてさまざまな男性にアプローチした。うまくいかなかった。男性に肉体関係を誘われても「大人はしません」と返すと、返信は来ない。ブロックされてしまうこともある。ちなみに「大人」とはパパ活用語でセックスのことを指す。
「キャバクラもお客さんが来ない。出勤制限みたいなのもかかった。全然稼げなくなってヤバい、お金ないってなった。そんなとき、新規パパに大人はいくらで考えていますか? と聞かれた。その人と腹をくくってホテルに行きました。それで大人は大丈夫になりました。知らないおじさんと、その日に会ってすぐにホテルとか、ずっと考えられなかった。でも、ヤレばすぐに大丈夫になった」