月150万円超稼ぐパパ活女子が「“定期19人”いても新規開拓を辞めない」ワケ
月6万円の奨学金と2万円の仕送り…
東北の両親は米農家である。貧乏ではなかったが、学費と東京の生活費のすべての面倒を見るのは難しく、月10万円はアルバイトで稼がないと学生生活が送れない。高校の卒業式が終わって上京。すぐに繁華街として有名な歌舞伎町で店を探してガールズバーで働いた。
「初年度納入金、それと学費は親が出してくれる。ただ奨学金を借りてバイトしてもらわないと無理だって。奨学金は月6万円を借りて、仕送りは月2万円。携帯と移動とか、ご飯とかである程度のお金は必要だった。普通のバイトは時給が低いから無理で、逆に水商売は興味があった。華やかだし、楽しそうって。だから歌舞伎町のガールズバー。もっと稼ぎたいなと思ってキャバクラに移った」
歌舞伎町は深夜になっても人だらけ。田舎では考えられない。猥雑で華やかで初めて来た日から楽しかった。男性と会話するのは得意なのでガールズバーもキャバクラも苦痛を感じたことはない。
パパ活女子になって「ラクに稼ぐようになった」
アフターしたり、BARに寄ったりして家に帰ると朝方になる。朝起きることができないので、入学してすぐに大学には行かなくなった。勤務中は浴びるようにお酒を飲む。起きるのはいつも昼頃だ。1限、2限、3限には出席できない。コロナでリモート授業になっても、内容がまったくわからないので授業には出席しなかった。
「ガールズバーは時給1500円、キャバクラはその3倍以上で5000円とか。月収は30万円いかないくらいで、稼いでも50万円。ホストには行かなかった。そんな稼いでいない。洋服とか遊びでお金を使うので、残っても月10万円くらい。すごくラクに稼ぐようになったのはパパ活女子になってから」