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最難関のアプローチ!左足下がりのラフからグリーンを狙うコツ/三觜喜一

暮らし

テークバックは引かずに、上げる

誰も知らなかったゴルフの真実

 手前に土手があるケースでもボールを上げて寄せられますが、低い球を打って土手にワンクッションさせて乗せる方法もあります。ずっと下りのラインより距離があることが多いので、こうして転がして寄せるほうが有効です

 この場合、フェースの向きはスクエア。ボールを右足寄りに置き、オープンに立ってハンドファーストに構えます。あとは普通に打つだけ。フェースをターンさせ、低い球を打ちます。土手のどこにワンクッションさせるかを明確にして狙い打ちます。

 コツは双方とも絶対にボールを上げようとしないこと。ボールが上がりにくいライなので、この動きがちょっとでも入るとトップします。フォローではヘッドを低く出しましょう。また、右サイドが高いとダフりやすいので、テークバックはインに引かず、ややアウトに上げるのもポイントです。

【Lesson74 結論】
ずっと下りなら高く打ち出し、土手があるなら低く打ち出す

<構成/舟山俊之>

(みつはしよしかず) PGAティーチングプロ。’74年、神奈川県生まれ。日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級。ジュニア育成、ツアープロコーチとしても活躍。YouTubeの「三觜喜一MITSUHASHI TV」は登録者数40万人超

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