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年間収入4600万円!元手200万円から始める“中卒大家さん”のボロ物件投資術

コラム

内見で状態をチェックする

ボロ物件

 目ぼしい物件を見つけたら、内見で状態をチェックする。

まずは修繕費用がどれくらいかかるかを見ます。経験上、築40年を過ぎると老朽化が進み、水道管の交換や外壁の修理などで修繕費用がかさむ。なんとなく築30年くらいが目安ですね。

 次は立地条件。メインの入居者が高齢者や生活保護受給者なので、足腰の負担が少ない平地で接道の道幅が広く、スーパーが近くにあったりすればいい立地です。

 3点目は部屋数。単身や2人暮らしでも、高齢者は大量の荷物を持って引っ越すケースが多いので、2Kや2DK以上は欲しいところです。物件例①(※後述)がその典型で、建物は古いですが立地のよさと部屋数の多さで購入を決めました」

大コケを回避すべく注意するポイント

 もちろん注意すべきポイントもある。

「デメリットは物件の資産価値が低いので銀行融資が下りづらいことと、売却時に買い手が付きづらいことですね。

 ただ、僕が着実に資産を築けているように、同じやり方を繰り返せば大コケする可能性は低いと思いますよ

 高齢化が進む今の時代に適した投資法とも言えそうだ。

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