無我夢中で長時間働くよりも「キャリアと収入につながる」ハードワークのとらえ方
「君の名のもとに事業リスクを取れ」
そんな責任負いたくないよ!という人もいると思いますし、それはそれでひとつの価値観です。ただ、この「責任を負う」というのは、一生懸命いろんなスキルをつけること以上に、キャリアの幅、ひいては収入にもつながってくるのです。著名な起業家&投資家のナヴァル・ラヴィカント氏が以下のように仰っています。
<説明責任を引き受け、君の名のもとに事業リスクを取れ。社会はその見返りとして、君に責任、エクイティ、レバレッジを与えてくれる(出典:シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント)>
ビジネスパーソンは、何らかの責任を負い、それをテコにキャリアを広げていく試みを続けていくことで、自身のキャリアの幅を広げていくことができます。ぼく自身、コンサルタントから事業家にキャリアチェンジしましたが、コンサルタント時代に「矢面に立って説明責任を果たす」という経験により、今でも恐れずに事業を進めることができています。
無我夢中で長時間働くのではなく、可能な限り自ら手を上げて重い責任を受け入れ、そのプレッシャーの中で仕事を続けていくこと。そうすることが、今必要なハードワークであると考えています。
<TEXT/Zenyum Japan代表取締役社長 伊藤 祐>