スーツ姿がショボくなる着方のNG集。足元が「ひょっこりはん」な人も
また、コート袖にも一見、デザインのようなタグがついていますが、あれはそのコートに使用している生地のタグなので、デザインでもブランドを誇示するものではありません(なかにはたまにそのようなデザインもありますが)。
本来は購入後・着用時には切り取るものであるにもかかわらず、なぜかそのままにしている人が多いです。仮縫いの糸や、コートの袖のタグは、他人からなかなか指摘されにくい点でもあるので要注意です。
もし、友人知人同僚が仮縫いの糸をつけたまま、もしくはコートの袖に生地のタグがついたままでしたら、ぜひ教えてあげてください。
せっかくのシャツがシワシワだと…
昨今ではノンアイロンシャツや、形状記憶シャツといったアイロンがけ不要のシャツも販売されていますが、どうしても洗濯を重ねることでカタチがよれてしまいます。
そんなシワシワのシャツを着用していては、せっかくのスーツスタイルも一瞬で台無しになってしまいます。毎回クリーニングに出せば楽ですが、費用も相応でかかってしまいます。そこでアイロンの活躍です。
最近は、スチームアイロンなどハンガーにかけたまま使用できるタイプもあり、アイロンがけも楽になってきました。最初はしんどいですが、アイロンがけは覚えると意外と楽しいものです。
シワシワのシャツではなく、スーツスタイルに合ったシワのないシャツを着用しましょう。
親指・かかとが“ひょっこりはん”になってませんか?
毎日着用する靴下。営業で外を歩き回るビジネスマンにとっては消耗品です。
そのため洗濯を重ねていると、すぐに傷んでしまいます。ちょっと気を抜くと、親指やかかとの部分が破れて、中の足がちらっと見える「ひょっこりはん状態」、あるいは一目で分かるほど大きな毛玉ができたりしてしまいます。
親指やかかとの破れは、靴を脱いだ際にだらしなく、スマートさに欠けてしまいます。毛玉は生活感の表れで、スーツスタイルも台無しになってしまいます。定期的に親指やかかとの消耗具合はチェックし、毛玉はホームセンターなどで販売してある毛玉取りを使用しましょう。
今回、前回の記事と合わせて8つのポイントを紹介しました。どれも細かいところ部分なので、他人から指摘されづらく、気づかないうちに恥をかいている人も多いです。
すでに知っている人も、初めて知ったという人も、ぜひこれらのポイントを意識して身につけてください。
<TEXT/山崎剛>