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ドル円は160円まで進む?超円安相場で稼ぐ、「逆境FX術」を勝ち組トレーダーが指南

コラム

採るべき戦略は順張り損切りの可視化を徹底!

 為替取引の最前線でトレードに数年間、身を捧げてきたリウム氏。彼にとってこの超円安相場は「意外にやりやすい」環境だという。

日本人トレーダーはなぜか逆張りが好きですが、こういうトレンド下で肝心なのは順張り。逆張りを好むトレーダーはプロの世界で誰一人として生き残っていません。現在僕はデイトレードをメインにやっていて、手法はいくつかあるのですが、ここでは極力シンプルなものを紹介したい。それはMA(移動平均線)を3本使ってトレンドフォローしていく順張り戦略です」

 図①を見てほしい。これは15MA、45MA、75MAの3本を表示させ、チャートを分析していく手法だが、決まりごとは明確だ。

図①

図①【3本の移動平均線を駆使した順張りトレード】デイトレードを想定した場合、5分足を用いてトレンドを確認。利確(or損切)のポイントを明確にすることがリスクリワードの向上につながる

まず目の前にある相場を見極める

日々更新するドル円相場

日々更新するドル円相場。ボラティリティが高い=トレーダーにとっては稼ぐチャンス

「まず目の前にある相場がレンジなのか上昇トレンドなのかを見極める。図の例ですと15MAが下から45MA、75MAを突き抜けていくゴールデンクロスを待ったうえで、上振れしたロウソクが15MAまで戻ってきたところでエントリー

 この場合の損切り/利確ポイントは75MAに設定します。15MAに接するたびに買い増しつつ、3本のMAの幅が狭くなってきたら手じまい。この手法の優れたところは損切りが75MAと明確なので、リスク量が可視化され、初心者にも取り入れやすい点」

 リウム氏はこの手法をバイナリーオプションにも応用し、8割超えの勝率を誇っている。

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