「なんでもやります!」は逆効果。面接でうっかり言いがちなNGワード10選
9.「◯◯(場所)で働けるから」
9つめのNGワードは「◯◯(場所)で働けるから」です。仕事を探す上で、通勤しやすい場所であることは非常に大切だと思います。また、その場所が好きな方や事情があってその土地から離れられない方にとっても、働く場所選びは重要なはずです。
しかし、面接の場ではあえて伝えなくてもいいかもしれません。繰り返しになりますが、面接で大切なのは企業に「うちの会社で活躍してくれそう」と思ってもらうことです。限られた時間の中で企業にそう思ってもらうには、自分がどういう人間で、何を考えていて、なぜこの会社に入りたいのか、そしてその企業で何ができるのかをアピールする必要があります。
そのアピールの場で「場所」をメインとした志望動機を伝えてしまえば、企業に「場所さえ希望通りならどの会社でもいいのか」と思われかねません。そうなってしまっては非常にもったいないので、仕事での活躍イメージがつく内容を伝えることをおすすめします。志望動機の伝え方に関しても、先ほどのYouTube動画「ひろさんチャンネル」で解説しているので参考にしてみてください。
10.「御社の事業内容を教えてください」
最後のNGワードは「御社の事業内容を教えてください」です。面接では最後に逆質問の場が設けられていることが多いですが、その際、会社ホームページや採用サイトを見れば分かる質問をしてしまうことはNGです。「御社の事業内容を教えてください」の他にも、例えば「御社の強みを教えてください」のような質問も、面接官に「うちに興味がないから調べていないのかな」という印象を与えやすいので注意しましょう。
その他にも「ノルマが達成できなければどうなりますか?」といった質問も、自信のなさが伝わってしまうため避けたほうが無難です。「質問はありません」と答えてしまうのも、興味のなさを疑われてしまうのでやめましょう。逆質問は目安として3つほど聞くのがおすすめです。
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今回は面接のNGワード10選についてお伝えしました。就活を頑張っている方の中には、何度もお見送りにされたりなかなか先に進めないことで、心が折れそうになっている方もいるかと思います。そんな方が前に進むきっかけとなる情報をお届けできていれば嬉しいです。みなさんの就職活動が、明るい未来につながることを心より応援しています。
<TEXT/株式会社UZUZ代表取締役社長 岡本 啓毅>