「なんでもやります!」は逆効果。面接でうっかり言いがちなNGワード10選
7.「前職のこんなところが不満で退職しました」
7つめのNGワードは「前職のこんなところが不満で退職しました」です。これは主に中途で転職する場合に当てはまります。前提として、転職活動をしているくらいなので前職(現職)に何かしら不満があったのは企業も十分理解しています。しかしその不満を面接でそのまま伝えてしまうのはおすすめできません。
どれだけ大変な職場だったかしっかり説明しようとすると当然時間がかかるため、面接の場がネガティブな話題で占められてしまいます。6つめのNGワード「やる気だけはあります!」でもお伝えしたように、面接の時間は有限です。その中で過去のマイナス部分に焦点を当てれば、本来伝えたいはずの未来の話をする時間は減ってしまいます。
加えて、企業から「うちに入社しても不満を抱えて辞めてしまうかも……」といった印象を持たれる可能性もあるので、基本的に前職(現職)に対するネガティブな話は控えたほうが賢明です。退職理由(転職理由)の上手な伝え方に関しては、YouTube「ひろさんチャンネル」の動画で理由別に解説しています。よければ参考にしてみてください。
8.「コミュニケーション力があります!」
8つめのNGワードは「コミュニケーション力があります!」です。コミュニケーション力が高いかどうかは、直接言葉にしなくとも面接の応対を見ていれば判断できます。そのため面接という限られた時間の中でアピールするのであれば、言わなくとも伝わる内容より言わなければ伝わらない内容に絞ったほうが効果的です。
また「自分でコミュニケーション能力があると言う人ほど、実際はそうでもない」と捉える面接官も少なくありません。強みをアピールするどころかマイナスの印象を持たれてしまう可能性もあるので、コミュニケーション力を押し出して伝えるのは避けましょう。