「突出して多い」日本の塩分摂取量。味気ない減塩生活が一変する食器が誕生
まさに未来を思わせるような製品
――私は「2」なら味の濃さは十分感じられながら電気味は感知できないくらいになりました。電源が入っているということは、洗うときに困りませんか?
佐藤:電源とコンピューターが内蔵されている部分と食器部分が着脱できるようになっていて、食器部分は外して普通の食器のように洗っていただくことができます。
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塩分の量を変えずに味を変化させるデバイスは、まさに未来を思わせるような製品だった。普通の食器より大きめではあるが、ほとんど日常と変わらない食事の動作で効果を体感できることが何よりのメリットだと感じた。発売が待たれる。
<取材・文/Mr.tsubaking 編集/ヤナカリュウイチ(@ia_tqw)>
※1:KIRIN調べ。エレキソルトの技術(電流0.1~0.5mA)を搭載した箸を用いた試験。現在または過去に減塩をしている/していた経験のある40~65歳男女31名に対し試験用食品を食した際に感じた塩味強度をアンケートしたところ、31名中29名が「塩味が増した」と感じたと回答。一般食品を模したサンプルとして食塩0.80%の寒天ゲル、減塩食を模したサンプルとして塩分30%低減させた食塩0.56%の寒天ゲルを使用