頼もしいと男尊女卑は紙一重!初めての「俺様タイプ」の彼氏に後悔するまで
恋は盲目と言いますが、付き合う前には、相手の言動を冷静に観察しておく必要がありそうです。この記事では、「頼りがいがあると思っていた人の言動が、実は男尊女卑の思想によるものだった」という苦い経験をした児島明日香さん(仮名・26歳)の話を紹介します。
児島さんは、はじめて「俺について来いタイプ」の男性Y紀さん(28歳)と付き合うことになり、頼もしいのと男尊女卑は紙一重だと体感したのだとか。いまは、“俺について来いタイプ”が苦手になってしまったと言います。
男らしさを“頼りがい”と勘違い
「出会いのキッカケは、Y紀さんが児島さんの取引先担当になったこと。田舎育ちでハングリー精神が旺盛、筋肉質で陽気なY紀さんは、いつも私を笑わせてくれました。距離が縮まったのは、私が彼氏と別れて落ち込んでいたときのことです」
いつもと様子が違うことにすぐに気づき、「俺でよかったら話して」と声をかけてくれたとか。そして話を聞き終わると、「そんな男、別れて正解! 男なら、女性を裏切らない。しっかりと守らないと!」などと励ましてくれ、児島さんは頼りがいのある男性だと感じます。
「もともとプライベートな話もしていましたが、この日以降、これまでよりも深い話をするようになりました。これまでの歴代彼氏とは真逆のタイプということもあり、『男はこうあるべき』というY紀さんの考え方を、頼りがいのある人だと勘違いしてしまったのです」
2人の将来について考えさせられるように
2人は徐々に魅かれていき、ついには付き合うことに。ところが、いざ付き合ってみると、Y紀さんの「男は~」「女は~」という言葉が耳につくようになります。違和感はありましたが、同棲するためのマンションも見つかり後戻りができない状態でした」
「そのため、不安を抱えながらも同棲を開始。けれど、Y紀の発言は徐々に過激になり、男尊女卑な一面が明らかになっていきました。いっしょにドラマやバラエティを見ていると、『女がしゃしゃり出てくるな、うるさい!』とチャンネルを変えることも多かったです」
また、「やっぱり、こういうふうに仕事を辞めて家庭を守ってくれる女性は偉大だよな。明日香も結婚したら、仕事辞めるだろ?」と決めつけて問いかけてくることもあり、2人の将来について考えさせられることが増えていいきました。