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一見ただのメモアプリだけど…これ1つで管理

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高澤けーすけ『デジタルライフ・モノワーカー モノ選びで劇的に豊かになる仕事術』KADOKAWA

 GoodNotes5は一見ただのメモアプリに見えるのですが、アプリ内にいくつもノートを作れるのが強み。しかもノートを用途別にテンプレートで分けながら保存することができます。

 例えばデザインのアイデアなら白紙のノートを用意すれば良いし、スケジュール管理ならカレンダー調のテンプレートを使えば良い。テンプレートの種類は運営が用意してくれている数種類に加えて、一般の方が専用で配布しているPDFファイルも読み込むことができます。なので、自分の作業に合わせてテンプレートを変更しながら、ノートを作成することができます

 僕の場合はYouTubeの台本やネタ、月間のスケジュール、デイリーのスケジュールなどを細かく別々のノートに分けて管理しています。何冊もノートを持ち歩いて書き込んでいたものが、iPad miniとGoodNotes5の組み合わせで手のひらサイズに凝縮して持ち運べてしまう。これは革命的。

モチベーションを削がれる瞬間も減少

 今まではネタ帳を忘れたら「ネタは家に帰ってからやるか……」とモチベーションを削がれる瞬間も少なくなかったのですが、iPadにしてからはそんなことも減りました。だってiPad miniさえ手元にあれば、いつでも作業できるのですから。

 ほとんどのものがデジタル化されたこの時代でも、どうしてもアナログが手放せない方もいらっしゃるのではないでしょうか。デジタルとアナログの絶妙な塩梅をうまく実現しているのがこのiPadという存在。手帳を使っていた時代よりも、自分の可能性をより広げてくれているのを感じます。

<TEXT/デジタルライフクリエイター 高澤けーすけ>

デジタルライフクリエイター。1992年生まれ。ベンチャー企業を経て、Yahoo! JAPANでデジタルマーケティングの仕事に従事。会社勤務の傍ら2015年に始めたレビューやライフスタイルのブログ「webledge」が月間20万PVを集め人気に。2018年に独立し、その年の12月にYouTubeを開始。現在は、カメラ・ガジェット・旅行などを発信。写真・動画好きが集まるコミュニティ「屋根裏」を運営。著書に『デジタルライフ・モノワーカー モノ選びで劇的に豊かになる仕事術』(KADOKAWA)。Twitter:@saradaregend

モノ選びで劇的に豊かになる仕事術

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