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専門スキルがなくても「社内でITに強いキャラ」に。5年後を変えるサバイブ術

ビジネス

 今の働き方ひとつで5年後の姿はガラリと変わる。自分の将来価値を高める仕事術もあれば、ダメな働き方を積み重ねて、いつの間にか「食えなくなるルート」に迷い込む人も。そうならないための社内サバイバル術を学ぼう

5年後[食えなくなる]仕事術

※画像はイメージです

『職種転換スキル』が試される時代へ

 5年後も食い続けるためには、社内サバイバルを勝ち抜かねばならない。

 書籍『10年後に食える仕事、食えない仕事』の著者である渡邉正裕氏は、「今起こっているのは“業務”の消滅です。仕事自体がなくなっていなくても、やるべき業務は急速に消え始めている」と分析する。

5年後[食えなくなる]仕事術

渡邉正裕氏

「コロナ禍でデジタル化が一気に進み、自動化や事業転換をする企業が増えました。すると、社内では“不要な仕事”が生まれる。ユニクロが国内でネット販売を強化して実店舗数を縮小するように、事業転換をする企業内では職種のコンバートが起こります」

5年後にも食っていくための戦略を提言

5年後[食えなくなる]仕事術

「そのときに、できる仕事があるかないか。今後は会社のなかで、『職種転換スキル』が試されていく時代になるでしょう」(渡邉氏、以下同じ)

 では、5年後にも食っていくためにどんな戦略が必要か。

「職人のようなプロスキルを持たない人の場合、目指すべきはITを活用しながら既存スキルを生かす方向です。例えば営業職なら現場周りだけのソルジャー営業では付加価値がつかない。IT活用で販売ルートや顧客開拓の効率アップを進める部署があれば、積極的に異動してもいい」

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