急激な円安で資金繰りが悪化「もう限界!」高級ブランド品輸入業者の悲痛な叫び
店をたたむことを決意
いつ円安が収まるのかわからない状況のため、木下氏は店をたたむことを決めたという。
「周りにも潰れたところや潰れそうなところはたくさんあります。でも一点あたりの価格が高いから、売上高は大きい。それでわりと銀行はお金を貸してくれる。規模を縮小したり、中古品を拡大したり、ほかの商材を仕入れたりすれば、まだまだやれるとは思いますけど……。
いつまで待てば、コロナ前に戻るのかわからない。もう悩むのに疲れて、年末いっぱいでやめることにしました」
円安倒産の悲劇は広がっていくのか。
<取材・文/週刊SPA!編集部>
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