メタバースで稼ぐ「狙い目お宝銘柄」6選。ソニー、KDDIらも続々参入
お宝銘柄を見抜くポイント
なかでも、YE DIGITAL(東スタ・2354)らの空間設計を手掛ける企業に注目すべきと村瀬氏は話す。
「同社はシステム構築などが主力。メタバースの中核的な位置になるのでは。3D空間の表現に関する技術開発実績をもつピー・ビーシステムズ(福Q・4447)も目が離せない」
お宝銘柄を見抜くポイントを何か。村瀬氏が続ける。
「まず、メタバースのシステム開発をしている企業。次に、建設や不動産業界との親和性が高いところ。メタバースの町おこし的な面が強く、事業規模が大きいから狙い目では」
決算書などで事前に確認すべき
同じような声は他からも聞こえてくる。マーケッターの臼田琢美氏はこう語る。
「オンラインゲームのプラットフォームを運営するロブロックス(NYSE・RBLX)や、ゲームエンジン開発企業のユニティソフトウェア(NYSE・U)をはじめとしたサービスを構築する側の企業は魅力的。日本の企業ならブイキューブ(3681)。日本でウェブ会議場サービスを展開し、コロナ禍もあって伸びる可能性があると思う」
どう銘柄を見極めればいいのか。臼田氏が続ける。
「注意すべきは企業の投資規模。比率が小さいと、もし事業が盛り上がっても株価に反映されづらく、うまみが少ない。決算書などで事前に確認すべき」
メタバースは、金の鉱脈となるか。注目の業界となることは間違いなしだ。