北海道で“圧倒的支持”を得るローカルコンビニに聞く、こだわり「カゴは業界一大きい」
これ以上広く展開する予定はない
差別化の難しい業界にあって、地域に密着することで生き抜いてきた同チェーン。赤塚氏は、個人的な意見と前置きしながら「北海道の人は地元愛が強く地元のものを応援したいという気持ちが強いです。だから、セイコーマートを愛してくださっているんだと思います」と話す。
最後に全国への店舗展開の予定など、将来の展望について聞いた。
「地元の方に愛していただくためにも、広く全国展開するという予定はありません。一方で、北海道産の素材を生かした商品の開発に力を入れていまして、道外のスーパーやドラッグストアでの商品販売やネット通販を通じて、全国だけでなく世界中に、お届けしたいと思っています。
そういった意味でも、ファンブックとオリジナル商品のセット販売もしています。ご購入された道外の方からは『家に北海道土産がたくさん来た!』という喜びの声をいただいています」
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簡便な食品や日用品だけでなく、青果やお酒なども豊富に販売していることから、まさに「生活を支える」とも言える存在であるようだ。北海道に出かけた際、“観光名所”として立ち寄ってみるのも良いかもしれない。
<取材・文/Mr.tsubaking 編集/ヤナカリュウイチ(@ia_tqw)>