年収2億円を3年で達成した元中卒会社員が「ワクワクした感情」を重視するワケ
「即行動に移した経験」を考えてみる
行動を起こす大切さはわかっていても、そこには大きなエネルギーが必要で、難しいことは誰もが痛感しているだろう。では、どうやって「第一歩」を踏み出せばいいのか? そのためには「ワクワクした感情」を利用すべきだと、水島さんはアドバイスする。
たとえば次のように「居ても立ってもいられず即行動に移した経験」はないだろうか。
● 小さい頃、学校が終わり家に帰ると一晩中ゲームに夢中になっていた
● 友達や家族との旅行が決まり、すぐ行き先の情報やホテルをスマホで検索した
● 会社でやりたかったプロジェクトを任され、メンバー全員にキックオフミーティングの連絡をすぐにした
● 欲しい車ができネットで中古車の相場を調べたり、ホームページで車の仕様やオプションを調べた
● 引っ越しやマンションの購入を考え、物件情報を検索し、気に入った物件が見つかり、すぐに内見の申し込みをした
● 女の子とのデートが決まった瞬間、当日着ていく服を鏡の前でワクワクしながら選んだ
小さな成功体験が大きな変化に繋がる
「こんな感じで、すぐに行動に移した経験はきっと誰にもあると思います。なぜ行動に移すことができたのか。共通しているのは『ワクワクした気持ち』や『高ぶった感情』です。人は、感情が動いた瞬間に行動力がピークに達し、最も行動に移すことができるもの。だから、この行動の原動力となる『感情』をうまく利用することで、難しい“最初の一歩”を踏み出してほしいと思います。
『今日から○○をしよう!』『△△をしたい!』と感情が高ぶったとき、小さいことでいいから何か行動を起こしてみてください。ネットで検索する、書店に行って本を買う、どんな小さなことでも構いません。そして、『検索した』『本を買った』という行動に移した自分を褒めてほしい。その小さな成功体験の積み重ねが、大きな変化につながりますから」