1万円以下で取得を目指せる「ビジネス系資格」3選。0円からの学び直しツールも
ビジネスマンにとって注目される「リスキリング」。仕事に役立つ知識やスキルの“学び直し”のことだが、大企業は積極的に社内研修を実施する一方で中小の薄給サラリーマンは……。今回は社内で評価を上げるための資格を1万円以下で取得する方法を紹介しよう。
現在のキャリア+近接領域=無駄ナシ
会社員の働き方も多様化。評価が見えづらい時代のなかで、安くデキる人認定されるお得な資格はないものか。産業カウンセラーのいぬかいはづき氏は「現在のキャリア+“近接領域”の資格を取ると無駄がありません」と語る。
「確かに日商簿記検定やFPなどのメジャー資格は人材市場での評価が高くなりますが、費用も時間もかかる。それよりも自身のスキルを“補強”する近接領域であれば、学び直しやすく、効率的に社内での評価向上に繋がります」
専門家が勧めるビジネスマネジャー検定
資格・検定アドバイザーの鈴木秀明氏(@suzuki_hideaki)も同意する。
「例えば、管理職の人が必要な知識や理論が学べる『ビジネスマネジャー検定』を取得すれば、マネジメントスキルを社内にアピールできますし、自分の仕事を体系的に見つめるいい機会にもなります」
受験料は7700円とそこまで高くないのは嬉しいが、勉強にお金がかかるのでは?
「『Schoo』や『gacco』などの無料ないしは1000円程度で受けられるオンライン講座でも十分学べます。自分に向いているかを判断するためにも役に立ちますよ」(いぬかい氏)
もちろん社外評価を上げるのにも役立つ高コスパ資格で、社会人偏差値大幅アップを目指すのだ。