2位は三菱商事。就活生が「OB訪問してよかった企業」1位は…
就活生が興味のある企業で働いている先輩に話を聞きに行く「OB・OG訪問」。
現場で働いている社員の生の声を聞くチャンスなので「良い話が聞けた」と思える場合もあれば、「当たり障りのないことしか聞けなかった……」と思う就活生もいるようです。
株式会社ビズリーチが運営する、OB・OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は、2019年卒業予定の大学生・大学院生845人を対象に「OB・OG訪問をした中で、キャリア形成の参考になった、会ってよかったと思う社会人の所属企業」についてのアンケートを実施しました。
情報があふれる現代だからこそ、信頼できるOB・OG訪問
インターネットサービスが普及し、学生が企業や働き方についての情報を簡単に調べられるようになりました。
その一方で、情報があふれすぎており、真実ではない情報も多く見られるようになりました。
そんななか、OB・OG訪問は、真実に基づいたリアルな情報を手に入れることができる手段として、今もなお信頼のおけるツールとして就活生の間では重宝されているそうです。
この流れは2020年卒業予定の就職活動でも続くと考えられています。
11位~20位にはコンサル、メーカーなど
2019年卒業予定の大学生・大学院生に、「会ってよかった社会人の所属企業」を聞いた結果を見ていきましょう。
11位以降の企業では、社会人経験のなかでの転職やキャリア観などの話を聞くことができたと答える学生が多くいたようです。
また、16位のエヌ・ティ・ティ・データは、「4社ほど経験し現在の会社に在籍されている方だったので、それぞれのキャリアを選択した理由を聞き参考になった」(九州大学大学院・理系)と、「新卒」の枠だけに捕らわれないアドバイスも重宝されるようです。
17位のソニーでは「若手ではなくキャリアと経験を積んだベテランの話の方が聞く価値を感じた」(慶應義塾大学・文系)など、年の近い社員よりも長い社会経験に基づいた声を聞くことができるベテラン社員のほうが説得力をもつようです。