飛行機をチャーターしてマッチング旅行。出雲大社への旅で恋人はできるのか
自然とカップルが出来上がる
午前11時、参加者を乗せた飛行機が出雲縁結び空港に到着しました。到着ロビーでは、島根県と観光協会の方々、そして観光大使が横断幕でお出迎え。官民一体の力の入れようがうかがえます。
参加者たちは大型バスに乗り換えて、次のスポット「島根ワイナリー」へと向かい、ここでランチを取ります。島根ワイナリーは50年以上の歴史を持つワインメーカーとのことで、なんとこのランチではワインが飲み放題。しかも料理も豪華で、「しまね和牛」や「出雲そば」「のどぐろ丼」といった地のモノをふんだんに使ったメニューです。
ただ個人的な感想ですが、20代の男が食べるには量が物足りないのが少し残念なところ。もっとお肉が多かったら最高なんですけどね。ワインのほうはなかなか飲みやすかったです。
食事を終えたら島根ワイナリーを散策したり、お土産を買う自由時間です。飛行機やランチで仲良くなった人の中では、自然と男女グループやカップルができています。しかも、館内の試飲コーナーではお土産で売られているワインが飲めるとあって、お酒を飲んでテンションが上がった参加者たちは「ねえ、もうちょっとワイン飲みに行こうよ!」「えー、飲みすぎじゃない?」といった会話がそこかしこで聞こえてきます。楽しそうですねえ。
しかし、あっという間に1時間の自由時間は終わり再びバスへ。スケジュールの都合上、仕方ないが、時間がタイトなので参加者が仲良くなるにはハードルになりそうです。
海を眺めながら親密な会話
続いてやってきたのは「稲佐の浜」です。ここは出雲大社から1kmの場所に位置する砂浜で、八百万の神々をお迎えするパワースポットとして知られています。なんでも、ここの「砂」を出雲大社まで持って行くことで、神聖な「お清めの砂」と交換してお守りにする参拝方法があるとのこと。
親睦を深めたカップルたちが砂浜を散歩しながら、運営が用意したビニール袋に砂を詰めていきます。あいにくの曇り空ですが、オーシャンビューはまごうことなき絶景です。最初はギクシャクしていたカップルたちも、ここまで来ると打ち解けてきたようで、海を眺めながら親密な会話にいそしんでおります。