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面接に通らない人がよくやる9つの「失敗の共通点」。真面目な話だけはNG

学び

5.面接官に言い返してしまう

仕事

 面接に失敗しがちな人の共通点5つめは「面接官に言い返してしまう」ことです。例えばあなたが、留年や既卒、短期離職のような「ちょっと答えにくいな」と感じている経歴の持ち主だとしましょう。この「答えにくい部分」を面接官に突っ込まれた時、多くの人は焦りや不安を感じるはずです。場合によっては嫌な気持ちになるケースもあると思います。

 こんな時、つい面接官に言い返したくなるかもしれませんが、それだけは絶対に避けましょう。正面からぶつかっていくと、相手もあなたと同じようにぶつかってきます。そうすると話がどんどんヒートアップしてしまい、面接がよからぬ方向に進んでしまう可能性も大いにあります。

 大事なのは無理に戦わず、相手が向かってきたらその分、引くことです。「本当におっしゃる通りです。自分もそう思います」と相手の考えをいったん受け止め、それから自分の考えを伝えるようにしましょう。それだけで面接がスムーズに進みます。

6.最後の質疑応答で何も質問しない

 面接に失敗しがちな人の共通点6つめは、面接の最後に聞かれる「何か質問はありますか?」という問いかけに「特にありません」と答えることです。なかには「会社について入念に調べてきたから、聞かなくても大丈夫!」という人もいるかもしれません。でも、たとえそうであったとしても最後の質疑応答では絶対に質問しましょう

 なぜなら、質問をしないと企業に「うちに興味がないのかな……」と捉えられてしまうからです。一生懸命準備してきたのに、最後の最後でマイナスの印象を持たれてしまうなんて非常にもったいないですよね。

 そういった事態を回避し「良い印象」を持ってもらうためにも、逆質問は3、4つくらい準備しておきましょう。ちなみに質問数が1つではなく3、4つの理由は、保険をかけるためです。担当者の中には、面接を通して会社のことを詳しく教えてくれる面接官もいます。そうすると、用意していた質問内容を先に説明されてしまうケースもゼロではありません。「聞くことなくなっちゃった…」という事態に陥らないよう、質問は多めに考えておくと安心です。

 また、用意する質問は「自分の意欲が伝わる質問」にしましょう。例えば「御社の◯◯職として働くために、現在◯◯について勉強しています。入社後スタートダッシュを切るために、さらに準備しておくと良いことがあれば教えてください」のように、知りたいことをただ聞くのではなく、「聞きたいこと+自分がやっていること・考えていること」をセットで伝えられれば完璧です

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