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往復6万円からの「夏休み海外旅行」。帰国後の検査がいらない手段も

暮らし

海外でのPCR検査

バンコク

バンコクチャのアジアンティーク・マーケット(筆者撮影)

 グアムのように観光客を含めて無料でPCR検査を実施してくれるところもありますが、他の渡航先では自分でPCR検査場を探し、手配しなくてはなりません。これは旅行に手間が増えることになります。

 先に紹介したベトナムのハノイでは、在ベトナム日本大使館情報で50万ドン(約3000円)からで平均値は100万ドン程度(6000円)となります。筆者が2022年に入ってから渡航したアメリカで145ドル(2万円)やロンドンでは69ポンド(1.2万円)程度となっており、アジアは比較的安く手配できるようです

万全の用意で海外に行こう

 ここまで読んで「あー面倒だ、またにしよう」と思った人もいるかも知れません。また、現在空前の円安が進行し、海外渡航にかかる費用がとても高いです。それでも、2年半以上海外渡航がお預けになっている人がほとんどでしょう

 そのような中、海外で過ごす時間は何物にも代えがたい貴重なものとなるはずです。感染者数が多くてためらった海外渡航ですが、今では日本が世界最多の感染者数を出しています。

 事前準備はしっかりとして旅立てば、大変な時期に行った海外はのちのちずっと記憶の残るものとなります。

<TEXT/航空ジャーナリスト 北島幸司>

航空会社勤務歴を活かし、雑誌やWEBメディアで航空や旅に関する連載コラムを執筆する航空ジャーナリスト。YouTube チャンネル「そらオヤジ組」のほか、ブログ「あびあんうぃんぐ」も更新中。大阪府出身で航空ジャーナリスト協会に所属する。Facebook avian.wing instagram @kitajimaavianwing

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