堀田真由、電波も入らない廃墟でのホラー撮影「別世界に入って演じた」
休みの日はソファでごろん
――お仕事のために上京したというのは大きかったですか。
堀田:大きいですね。家族は、普通に大学に行って、関西で就職すると思っていたと思います。東京に行くにしても、まさか高校生のときに行くとは……と言っていました。
――いつも笑顔がステキですが、電池が切れる瞬間は?
堀田:もちろんあります。家に帰れば、スンって(笑)。でも家でも次の日の準備をしたりしていると、それはオンということになりますよね。だからオフの状態になれるのは、次の日が休日とか、お休みの日ですかね。ソファでごろんって寝てます。
ホラーという枠に捉われずに観られる作品
――あえて仕事から離れる時間を作ったりしますか?
堀田:ずっと考えてしまいがちなので、それこそ外国の映画を観たり、音楽を聴いたり、日本映画は友達が出てきたら「感想を伝えよう」とか、何も考えずに観るのが難しくなるので、映画にしても、音楽にしても他の国のものに触れるようにしています。友達とご飯に行くことも気分転換になりますが、そうしたときは一切仕事の話はしないです。
――ありがとうございます。最後に本作の魅力をひと言お願いします。
堀田:パニックホラーとなっていますけど、ホラーという枠に捉われずに観られる新ジャンルの作品なんじゃないかなと思います。本当にノンストップでいろんなことが起きるのですが、実際にもしかしたらこんな世界があるのかもしれないなと思えるのが、白石監督の世界として、すごいなと思います。
<取材・文・撮影/望月ふみ ヘアメイク/菅井彩佳(NICOLASHKA) スタイリスト小林新(UM)>