銃撃の責任は「アベ批判派の悪口」に?権力者へのスタンスを考える
訃報を耳にした辻元議員の反応
僕は6月22日に目の前で安倍さんがしゃべっているのを見たという程度ですが、辻元さんは国会での「総理、総理!」というキーワードが浸透したほど国会論戦で安倍さんと対峙する場面が非常に多かった人物です。
これは逆に言うと、人として目の前に存在している安倍さんと何度もやりとりをしているという距離感でもあるわけですね。これがすごくシンプルな二極化で、辻元さんはそれこそ安倍さんを支持する人からは非常に嫌われていたりもするわけですが、やはり目の前でやりとりをし、存在を確認し合っている。
これは人間同士の関係です。同じ立法府のメンバーとして互いに言論を交わしている。そういう人の感じ方が、どういうものなのかを、その時の辻元さんの反応が示していたと思います。
<TEXT/ダースレイダー 構成/bizSPA!取材班>