クレジットカードがスキミング被害に!?見つけた意外な犯人は
20万円を超える不審な引き落としが
そのため、最初は彼女のことが大好きでしたが次第に不満を抱くようになったとか。しかも、相手にそれをぶつけることもできず、ストレスを溜め込んでしまいます。
そして、同棲の解消どころか交際自体を終了させたいと思い始めていたある日、銀行口座の明細に数か月前から不審なカードの引き落としがあるのに気づきます。
「普段は家に置いたままにしているほうのクレカでポイント還元のキャンペーンが始まったので、久しぶりに持ち出して買い物で使おうとしたんです。しかし、レジでなぜか『使えない』と突っぱねられてしまって……。これは妙だなと……」
そこでクレジットカードのサイトで自身の利用明細をチェックすると、利用日と利用店舗ともに見覚えのない決済がなんと30件以上。その合計金額は、20万円を超えていたそうです。
「ネット決済用に登録しているのはもう1枚のカードなので間違えて使うことも絶対にありません。それにカードはいつもの場所にあるし、この時点では彼女が勝手に使ったのではなく、スキミングされたと思いました。一時期はそのカードで普通に店頭での買い物に使っていたので」
スキミング被害に遭ったと思ったら…
一応、彼女にも「このカードで買い物とかしてないよね?」と尋ねましたが、これを否定。そこで本当にスキミングの被害に遭ったと思い、カード会社に電話しようとしたそうです。
「でも、彼女が『忘れてるだけで自分で使ったんじゃない?』とか言って電話をするのを止めようとするんです。けど、財布にも入れてなければ、よく利用するネット通販にも決済用として登録していません。ただ、あまりに必死に言ってくるので彼女が使い込んだんじゃないかと思い始めました」
ここで明らかに焦っている彼女に「警察にも連絡しなきゃ」と口にする三宅さん。そのうえで再度、彼女に対してカードを使っていないか確認すると、ようやく無断で使用したことを自白。
「後で返すつもりだったの!」と言い訳したそうですが、約30回に及ぶ無断使用は悪質で、いくら恋人同士でも犯罪行為だと断罪します。