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早めに辞めるべき「ショボい会社」の特徴は、“学歴と出世”の関係にあり

学び

重要なのは「墜落しない技術」

 私は以前から言っていますが、人間の実力なんて結構知れていて、ほとんどが偶然の要素で決まるんです。商売がうまくいくかどうかもそう。その人の才覚というよりは、ちょうど上昇気流が吹いてきたときに飛んでいたかどうかのほうが大きいと思います。

 問題は低空飛行でもいいので長く飛んでいることなんです。飛んでいなければ上昇気流には乗れませんよね。だから、大きく飛躍する技術より、墜落しない技術のほうがずっと重要なんです

 そういうノウハウを今の仕事で蓄積できるのかよく考えてみてください。それが蓄積できない職場が勝間氏の言う「ショボい会社のショボい部門」ということになるでしょう。

同じポジションにいてはいけない

塾

 私は塾業界にいる時に本当にたくさんの蓄積をしました。現在、私が手掛けるビジネスはどれもサブスクです。スポーツジムにオンランサロン、最近は会員制のインドアゴルフクラブも始めました。すべて月謝のお仕事です。

 これは私が8年間の塾講師時代に吸収した究極のノウハウなのです。本当にしっかりと勉強させていただきました。こういった蓄積ができたのは、社内ポジションが一定のスピード以上で上がっていたからだと思います。

 会社の仕事って一旦すべて覚えてしまうと、その後はルーティーンで回すだけになってしまいますよね? それだと新しいスキルが身に付かず、成長が止まってしまうんです。だから同じポジションに何年もいてはいけないんです。大企業は出世が遅いからダメなんですよ。

 会社自体が伸びていると、どんどんポジションが上がって、守備範囲も広がります。いるだけで自然と新たなスキルを身に付けざるを得ないため、ノウハウもどんどん蓄積していくわけです。

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