普通の銀行より便利!ネット銀行5社のメリット・デメリットを比べてみた
イオン銀行)預金金利がメガバンクの最大120倍
ショッピングセンターで有名なイオングループが開設した「イオン銀行」。最大のメリットは、ネット銀行でトップクラスの預金金利。
また、さまざまな機能を利用するとWAONポイント(イオン系列で使える)が付与されるのも特徴です。例えばイオンセレクトカード(キャッシュカード+クレジットカード)をオートチャージすることで、200円ごとに2WAONポイントがもらえます。
その他、給与振込口座に指定したり光熱費の支払い用口座に設定することでポイント付与の対象になるので、日頃イオン系列のお店を利用していて、コツコツポイントを貯めたい人には特におススメです。
【詳細情報】
・普通預金金利:0.05~0.12%(ステージによって4段階)
・ATM使用料
・預け入れ・引き出しとも:0円(イオン、ミニストップなどWAONポイント系列店の場合)
※他行ATMは、月1~5回まで利用無料(ステージによる)
GMOあおぞらネット銀行)株式投資する人にはトク
インターネットサービスを多数提供しているGMOグループが2018年7月に開設した「GMOあおぞらネット銀行」。利用できるATMが現在はセブン銀行だけなので、今後のサービス拡充が期待されます。
株取引などをしている人なら、GMOクリック証券に口座を作って「証券コネクト口座」にすると、普通預金金利が0.11%(2018年12月31日末までなら0.15%)と、とても高くなります。
【詳細情報】
・普通預金金利:0.001%
・ATM使用料(セブン銀行のみ)
・預け入れ:0円
・引き出し:2回まで無料、以降は1回108円
ソニー銀行)ATM手数料はかなりオトク
ソニーグループが開設した銀行です。メリットは、さまざまなコンビニや銀行のATMを安い手数料で利用できること。
セブン銀行・イオン銀行ではいつでも入出金が手数料0円で、ローソン・三菱UFJ・三井住友でも月4回まで引き出し手数料がかかりません。その分、預金金利は高くはありませんが、こまめにATMを利用したい方にはオススメと言えるでしょう。
【詳細情報】
・普通預金金利:0.001%
・ATM使用料
・預け入れ:0円
・引き出し:セブン銀行・イオン銀行では0円(他は月4回まで無料、以降は1回108円)
筆者が決めたのはソニー銀行。手数料がポイント
それぞれメリット・デメリットがありますが、「これは良い!」と思える銀行はありましたか?
筆者が最重要視したのは「ATMの利用しやすさ」でした。普通の銀行では手数料がかかることにかなりストレスを感じていたので、ソニー銀行の口座を開設しいつでも引き出しがしやすい環境をつくりました。駅付近のセブン銀行ATMをいつでも無料で利用できるのでとても快適に過ごせています!
前述のように、金利が仮に年0.12%のメチャ高だとしても、10万円預けて利息はたった120円。だったらATM手数料で損しない銀行を選ぶのが、賢いのではないでしょうか?
今回は普通預金に絞ったので、まだ紹介していない各銀行のメリットもたくさんあります。ぜひネット銀行も視野に入れてみてくださいね。
<TEXT/大庭スミ>