損しない「マイホームの選び方」とは?戸建て投資のプロに条件を聞いた
新築・中古、戸建て・マンションどっち?
そのほかの選択肢といえば、新築か中古か。戸建てかマンションかといったところが選択肢になるが、当然ながら新築物件のほうが高く、中古物件のほうが安く買える。また中古物件では、リフォーム済で売られている物件と、自身でリフォーム手配をしなくてはいけない物件もある。価格でいえばリフォームが必要な手がかかる物件ほど安くなるが、初心者からするとハードルが高くなる。
「新築・中古、戸建て・マンションに関しては一長一短ですが、その人の組めるローンによって、選べる物件の価格帯が変わってきます。あと古いマンションの場合、耐震基準が満たされていないケース、配管などの見えないところが不安です。築年数によっては耐震基準が満たされていないことも。
あとは建て替えの問題もあります。法改正がされて、建て替えやすくなったとはいえ、そこは簡単にはいきません。古いマンションを買うなら、よっぽど価値のある好立地でないとオススメできません」
「マンション・戸建て」選び方のポイント
そのほか、なっちーさんに聞いた選び方のポイントは以下のとおり。
■ マンションの場合(7条件)
・駅近(できれば徒歩5分以内)
・ビンテージマンション
・管理費・修繕積立費が高すぎず、安すぎず(合わせて2万円程度)
・戸数が60戸以上(小規模では管理費の負担が大きくなりがち)
・共有部が充実している
・管理がしっかりしている
・築年数は新しいほうがいい
■ 戸建ての場合(7条件)
・駅から徒歩15分以内
・中古であれば建築確認済証があるか
・築年数は新しいほうがいい
・土地が40平米以上
・借地や旗竿地ではない
・周辺環境が良い
・駐車場がある