3度の住み替えで利益2000万円!儲かるマイホームの買い方
転勤で住めなくなったらどうする?
次に、住めなくなったらどうする? たとえば転勤になったら、タイミングが良くなくても売るしかないのか?
「金融機関に相談が必須ですが、貸し出して家賃を得ることもできます。というのも転勤や家庭の事情などやむを得ない理由があれば、本来はNGであるマイホームを賃貸に出すことを許可してくれる金融機関は多いからです。そこで買う前のリサーチ段階で、“売りに出していくらになるのか?”と同時に、“貸したらいくらになるのか?”も確認しておきましょう。そこで月々のローン返済に税金などが支払える家がベストです」
つい、マイホームを買ったら「一生そこに住む。一生持ち続ける」と考えてしまうが、それは思い込みということ。
暮らしに合わせて生活を変えるのは当然
「独身であれば、結婚して家族が増えるかもしれません。逆に結婚している人が離婚して家族が減る可能性もありますし、核家族が介護のために同居になることも珍しくありません。どんなときにであっても家は必要で、その人は借りることも買うこともできる。暮らしに合わせて生活を変えるのは当然のこと。そこまで難しく考える必要はないのです」
投資では一攫千金よりを狙うよりは、失敗をせず着実に資産を増やしていくほうが現実的。時間を味方につけることができるマイホーム投資は、若いうちからはじめる価値のある投資といえるだろう。
<取材・文/山本ゆりえ>
【舛添菜穂子】
大阪府出身。2012年より不動産投資開始。戸建て16戸(内、1戸売却)、その他、区分マンション3戸(内、2戸売却)、団地3戸(内、1戸売却)、アパート2棟6戸を購入。少額で購入できる築古物件を購入、DIYも取り入れてローコストでリフォームするのが得意。近著に『<令和改訂版!>パート主婦、“戸建て大家さん”はじめました!』(ごま書房新社)がある。
Blog:「パート主婦、”戸建て大家さん”はじめました!」
Twitter:@nacchu_ru