会社で「非正規差別だと感じた瞬間」 名前で呼ばれない、設備を使えない…1位は?
先日ツイッターで、「ハケン」と書かれたスリッパの画像のツイートが話題になりました。
なぜか「正社員用」と「ハケン(派遣社員)用」で、使える会社の備品が異なる……。実際、このような派遣社員や、非正規労働者に対する不当な扱いや、差別はどのくらいあるのでしょうか?
そこで今回は、社会人の男女100人に、自分が非正規差別を感じた、または目撃した経験を聞きました。そこから投票数が多かった順に5位からランキング形式で発表します(複数回答可)。
5位「ロッカーや食堂など設備を使わせてもらえない」(8票)
5位は、正社員が使う会社の設備を使わせてもらえないというもの。具体的な体験談は、
「情報端末を使わせてもらえない」(47歳・男性・宮城)
「トイレにあるロッカーを社員は一人ひとつで、派遣は二人でひとつを割り当てられる」(54歳・女性・東京)
など、全く使わせてもらえないほどではないものの、正社員と差を付けられているパターンも。
4位「社内のイベントに誘われない」など(9票)
4位は同率で、「社内のイベントに誘われない」「同じ仕事ばかり押し付けられる」「メールアドレスやタイムカードを貰えない」「席のクオリティが正社員と異なる」の4つがランクイン。
「社内のイベントに誘われない」の具体的な経験で、もっとも多かったのは、飲み会や歓迎会などに誘ってもらえないという声でした。
「正社員だけに実施されるイベントや提出物などがある」(26歳・女性・京都)
「派遣社員抜きで歓迎会があった。私は存在すら知らされてませんでした」(43歳・男性・埼玉)
誘われないのもツラいですが、バレないようにやってくれた方がマシな気がしますね……。ほかに体験談が寄せられたのは、「同じ仕事ばかり押し付けられる」で、
「非正規だと仕事が制限される」(46歳・女性・兵庫)
正社員に比べると仕事が単調になりがちなのかもしれません。
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