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親友から「本当にすまない」とLINEが…さらに土下座するも許してしまった訳とは

コラム

3人でディズニーランドへ行くことに

 まずは顔合わせを兼ねて3人でディズニーランドへ行くことになりました。当日は雲ひとつない快晴で、陽差しも柔らかく、遊ぶのにもってこいのシチュエーションでした。

「最初の顔合わせのときは、やっぱり少しぎこちなかったけれども、謙一のおかげもあって、S子さんともすぐに打ち解けて、みんなでパークを楽しみました」

 嬉しそうに語る康平さん。そして、和気あいあいのななか、康平さんとS子さんの2人の距離も縮まりました。結局、その日の最後に康平さんはS子さんとLINEを交換することに成功。後日、2人だけのデートでは、映画を観て、食事に行ったそう。康平さんは久々の異性との交流に満足。謙一さんも親友の楽しそうな姿を見て、胸を撫で下ろしていました。

デートに付き合っていたのは「義理」?

 しかし、事件はその後に起こります。「今度は水族館とか一緒にどうですか?」と、康平さんは2回目のデートに誘おうとS子さんにLINEを送るも、返事はありませんでした。たまたまスマホを見てないだけかと、1日待っても、2日待っても既読さえつかない始末。心配になり、ついに康平さんは、謙一さんにLINEで相談することに。

LINE

「S子さんにLINE送っても返事が来ないんだけど、なんか知ってる?」「ごめん、今から家行っていい? 直接会って話したいん」

 数時間後に康平さんの家に来た謙一さん。玄関先で腰から深々と頭を下げて、S子さんのことについて心苦しそうに話しはじめました。実は、もともとS子さんは謙一さんに好意があり、ディズニーランドに行ったのは謙一さんが目当てだったということ。康平さんとのデートに付き合っていたのは、謙一さんへの義理だということ。先日、S子さんから正式な告白を受けた謙一さんだが、申し出を断ったということ。

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