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外食からの決別。母親とのLINEでダイエット目的で料理男子になった結果

コラム

料理がこんなにも楽しいとは

 啓介さんは、母親の指南のもと、いろいろな料理に挑戦。ネット動画なども参考にして次から次へとレシピをマスターしていきます。

LINE

「だんだん面白くなって、作った料理を母親に写真付きで送るようになったんです。それを見た母親も喜んでくれて、気がついたら数種類くらいのレパートリーになってました」

 レンチンパスタから始まり、カツ丼、エビマヨなど、料理の腕が上がるのを実感している啓介さん。しまいには土日も一日中料理をしている時もあるとか。

「どちらかというと、僕はもともと味の濃い料理や、脂っこい料理が大好きで、どうしてもそっちよりのメニューになりがちなんです。そういう料理の写真は母親には送ってないんです

 自分でも罪悪感があるのか、カロリー高めな料理は自分一人で楽しんでいたようです。このころは全く自宅待機の状態で、料理が唯一の息抜きだったのかもしれません。

久々の通勤でまさかの事態に!

 コロナが少し収まってきたので、久々に会社で主要メンバーだけのミーティングが行われたそうです。しかし、その当日事件は起こったのでした。

「ちょうど世の中がGo To トラベルとか言ってた時です。各部署の若手主要メンバーが呼び出されて、超久しぶりに会社に出向くことになったんです。で、朝スーツを着ようとしたら、ズボンもジャケットもボタンが閉まらないんです。え! と思いましたが、鏡でみた自分は確かに随分丸くなってました。しかたないので、ズボンはチャックの上のボタンを外してベルトで隠して、ジャケットは着ずに手で持っていきました」

 なんと、美味しい料理、しかも高カロリーな料理ばかりを作ったせいで、ダイエットどころか、さらに5キロくらい体重が増えた啓介さん

 会社からの帰路、近くの書店でダイエットレシピの本を買って帰りその日からダイエット料理を研究するようになったそうです。

<TEXT/ベルクちゃん>

愛犬ベルクちゃんと暮らすdigiart(デジアート)の担当者です。音楽心理学に基づいた「耳で飲むお薬®」をはじめ、メンタルヘルスに効果的な音声素材を独自のmeditone®テクノロジーで開発している会社です。心地良い睡眠、上質なリラクゼーションなど、心の弛緩をiOS・Androidアプリ向けに配信中。
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