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月収300万→10万円に激減…30歳人気女性ブロガーが明かす、突然の悲劇

学び

医療に関する記事として大打撃を受けた

 読者から支持を得ていたのに、アルゴリズムで不利になってしまったのは、なぜなのでしょうか。

例えば、医療に関する記事では生命にかかわるものなので、個人よりも信頼性が高いとされる国や企業のサイトが優先されるようになりました。私のサイトでは医療脱毛の記事が多かったせいか、アップデートの影響を受けてしまい、応急処置で『医療』という単語を抜いて書き直したりもしましたが、やっぱりダメでした。

 また、アフィリエイト広告のリンクが多いとGoogleから広告が過剰だと判断されることがあります。これにも当てはまり、順位下落の対象になったのではないかと思います」

お金や健康は検索流入を得るのが難しい

パソコン 男性

※画像はイメージです

 それからというもの、検索サイトの影響を大きく受けるという現実に、ブロガーの多くがぶち当たります。現在は全盛期ほどの勢いは感じませんが、ブログ情勢はどうなっているのでしょうか。

「さまざまなジャンルのブログがある中でも、YMYLと呼ばれるお金や健康に関するブログは、検索流入を得るのは厳しいのが現状です。例えば医療脱毛に関するワードを検索すると、企業など大手のサイトが上位を占めているのがわかります。

 ただ、ジャンルによっては個人が入り込む余地はあると思っています。例えば、私が以前勉強したことがあるCG制作などのニッチで専門性が高いものは、YMYLにも当てはまらず、比較的検索流入を得やすいとは思います。ブログと同時に、TwitterやInstagramなどのSNSも運用して、検索だけでなくSNSからのアクセスも伸ばしていくのがいいと思います」

 ネットの海をかき分けて浮上できるテーマ設定が、ブロガー人生を左右するようです。

 また、SNSのフォロワー数を伸ばしながら、ブログのアクセス数も伸ばしていくという点は、インフルエンサーに近い職業になっているのかもしれません。

<取材・文・撮影/ツマミ具依>

亀山ルカ
フリーランス5年目のブロガー。ライター。現在は個人の働き方や情報発信、ライフスタイルに関するブログ「フリーランスの暮らし」のほか、スマートファイナンス株式会社BlueDineの運営に携わる。著書『本気で稼げるアフィリエイトブログ』(ソーテック社)。
Twitter:@RUKAv2 Instagram:@rur_oom/

企画や体験レポートを好むフリーライター。週1で歌舞伎町のバーに在籍。Twitter:@tsumami_gui_

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