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NTT、Nuro光…失敗しない「光回線」の選び方。折込チラシの鵜呑みは危険

お買い物

これまでの話をまとめると…

 話がそれてしまいましたが、ここまでまとめるとこのようになります。戸建ての人は、

■ネット回線は「光ケーブル」だから大丈夫

 集合住宅の人は、

■部屋にきている「ケーブルの種類」で速度が決まってしまう
■「光ケーブル」を使った回線事業者以外選んではいけない
■「光ケーブル」が利用できそうな「回線事業者」を数社チェックする
■「遅いケーブル」だと、プロバイダを変えてもほぼ無意味

 です。冒頭でお話した「チラシやショップで契約すると後悔するかも」と言った理由は「特定の回線事業者しかオススメされない」という点なのです。特にマンションの場合、マンションによっては「遅いケーブルの事業者」と「速いケーブルの事業者」が混在して導入されているケースがあります。

チラシを鵜呑みにして契約するのは危険

チラシ

 実は筆者が住んでいるマンションがまさにそれで、速い「光ファイバー」のNTT回線と、遅い「電話線(VDSL)」のauひかりが導入されています。

 ウチにはよく「auひかり」のチラシが入っているのですが、そこには「このマンションには光回線が導入されています」と書かれています。もしこのチラシを鵜呑みにして契約すると、せっかく速いNTT回線が使えるのにわざわざ遅いauひかりを使う、ということが実際に起こってしまいます。

 チラシの業者は「auひかり」の代理店ですから「お客様のマンションは遅い電話線なので…」と、気をつかって光ファイバーの「NTT回線」を勧めてくることなんて絶対にありません。特定のお店で相談するとそのようなことが起こるので、筆者はオススメしないというワケなのです。

 これらを踏まえて、次は筆者がオススメするネット回線をご紹介します。

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