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評判作『大怪獣のあとしまつ』実現まで苦労と思わぬ反響。松竹×東映Pが語る

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公開初日の反響に松竹・東映Pの声は

大怪獣

左から、松竹の永江智大氏、中居雄太氏。東映の須藤泰司氏、山尾海彦氏

――ありがとうございました。最後に本作は公開中ですが、ひと言メッセージをお願いします。

中居:誰も観たことのない映画になっていると思います。ぜひ会社で学んできた知見を含め、ビジネス的な観点も含め、大真面目に考え抜いてみなさんで語り合っていただけると、この映画がますます面白くなっていくと思います。

須藤:図らずも今の日本が凝縮された、今しかできない映画ができました。おそらく10年後に観たときにも、あのときにやっていた映画だといつまでも残る映画になったと思います。だからこそ、今この映画を観ておいてほしいと思います。

――初日から、SNSでの反響もすごかったです。

中居:正体を明かせないアラタが、怪獣の死体処理を託されたことをきっかけに、元恋人のユキノとともに雨音の妨害を押し切り、人間のまま「あとしまつ」できるのか!? この三角関係に関して反応を気にしていましたが、そこが伝わっていなかった。伝えることの難しさを噛み締めています。

須藤:公開2日目に10万ツイート突破でまさかのトレンド1位獲得!! 反響にお応えして、映画のラストで冗談予告したパート2『大怪獣メラが!』をホントに作っちゃおうかなと思ってます(笑)。

<取材・文/望月ふみ>

ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異
Twitter:@mochi_fumi

【公開情報】
映画『大怪獣のあとしまつ』は全国公開中
(C) 2022「大怪獣のあとしまつ」製作委員会

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