女優・福本莉子(21)が一番気をつけていることは「健康でいること」
ご褒美にはグミや干し芋を
――たとえば簡単にできるリフレッシュ法は?
福本:グミを食べるとか(笑)。お気に入りのグミがあるんです。それを、これが終わったら食べようとか。あと干し芋を食べるとか。自分の好きなものを食べて頑張る。それをモチベーションにしています(笑)。
――ご自身の長所はどこだと思いますか?
福本:根性はあると思います。気合があればなんでもできます。本当に。やると思ったらやります!
――いいですね。では20代のうちに実現させたい女優としての目標を教えてください。
福本:えー、ニヤってしちゃった(笑)。20代のうちに……。日本アカデミー賞の新人女優賞をもらうとか。
日本人の女優として世界の人に
――新人女優賞ももちろんですが、20代のうちですから、主演女優賞とか。
福本:え、いや、新人女優賞で(苦笑)。でもとにかく何か映画祭で賞をいただきたいですね。あとはたとえばNetflixとか、世界の方に観ていただける場で主演を務めるとか。日本の作品で日本人の女優として知ってもらえる機会が増えているので、そこでも勝負できたら。そうした作品を、スタッフさん、キャストさんみんなで作っていけたらいいなと思います。ビッグドリームです。
――ありがとうございます。本作もステキでした。
福本:完全燃焼しました。本読みの段階から、監督さんやみなさんと細かいところまで話し合って、模索しながら作り上げた作品です。クランクアップのときには、感極まりすぎて泣いちゃいました。
コロナ禍でもあったので、どうなることかと思うこともありましたが、2週間の撮影を無事に撮りきって、安心感と、この組で良かったという感謝の気持ち。そして順撮りではないなか、今は何回目のいつを撮ってるのかと、一杯いっぱいになりながらの撮影でもあったので、そこから解き放たれた気持ちと。泣いちゃいましたね。映画を観たときには、ちゃんと繋がっていて安心しました。
<取材・文・撮影/望月ふみ>