泥酔した同僚のせいで結婚式が台無しに!25歳男性が判断の甘さを恨んだ話
お酒を飲むと、まったくと言っていいほど言動や性格が変わってしまうような人もいます。そういった人とはトラブルを避けるためにも、どういったお付き合いをするのがベストなのか、考えたいものですね。
あんなにお酒にだらしない人間とは…
会社員の大石祐介さん(仮名・25歳)は、泥酔した同僚のせいで結婚式が台無しになり、トホホな経験をした1人です。でもまさか、仕事ができてイケメンで、職場でも人気の同僚N(25歳)が、あんなにお酒にだらしない人間だったとはいまだに信じられないのだとか。
「学生時代に好きだったS子(25歳)とは、昔の友人つながりで再会したことがキッカケで結婚することになりました。でも新型コロナのこともあったので、本当に仲の良い友人と職場の同僚数人だけを呼んでカジュアルウエディングを挙げることにしたんです」
仲が良くても酒癖の悪い友人たちには「絶対に酒は飲まないでほしい」とお願いし、約束してもらったうえで招待状を出しましたし、友人代表のスピーチでもウケを狙うことは考えないでほしいとお願いしたのだそう。
こだわった結婚式に不穏な空気が
「周りからウザがられるぐらい慎重に結婚式の準備を進めたのは、妻になるS子に一生に一度の、そして最高の思い出を作ってあげたかったから。小さい式でしたが、S子が好きな風船で会場を飾り、メルヘン風な雰囲気にしてもらうなど演出にもこだわりました」
そこまで大石さんがこだわったにもかかわらず、結婚式は大失敗に終わります。事前にアルコールについて簡単なリサーチをおこなったときには、「ワインをたしなむ程度かな?」と答えていた、前出の同僚Nが、泥酔。
「会場が小さいこともあって、メインテーブルからでもNの変貌ぶりは手に取るようにわかりました。そのうち目が座ったままヘラヘラと笑顔を振りまき、席の周辺にいる人たちに話しかけ始め、立食でもないのにお皿を持って会場をウロつきはじめたんです」