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「突然38度の発熱が…」コロナ感染した会社員、11日間の療養記

ビジネス

25日(火):PCR検査を受けた病院から電話が

 終日発熱はなかった。薬もカロナール以外の3種類の服用を続けた。発熱はないものの倦怠感が酷くほとんど寝込んでいた。起き上がるとフラフラと目眩がして大の大人が家の中で転びそうになったし、鼻づまりがヒドいことによる頭痛も相変わらず続いていた。ようやく夕方ぐらいに身体が楽になったなと思い起き上がると、PCR検査を受けた病院から電話があった。

新型コロナウイルス陽性反応が検出されました。保健所からの連絡を待ってください

 と言われて電話は終了。親切な診察をしてくださってた印象だったが、電話では結構ドライな対応だなと思った。オミクロン株大流行中という状況なので致し方ないが、少しだけ寂しくなった。陽性の連絡を受けてから30分後、HER-SYS(厚生労働省)からのSMSが届いた。

コロナ

感染者数などのデータを一元管理する国の情報システム「HER-SYS」からのSMS

 療養中の注意事項とCOCOAの陽性登録のお願いだった。

少々手間がかかる健康観察の入力

 その後、また別のSMSも届いた。このメッセージは健康観察入力の案内だ。URLをタップすると管理システムにアクセスされた。

コロナ

健康観察入力のSMS

 健康観察の項目は下記の通りだ(※健康観察入力に関するリーフレットより)。

【健康観察の項目】
・体温
・酸素飽和度(SpO2)
・表情・顔色
・咳・鼻水
・息苦しさ
・全身倦怠感
・嘔気・嘔吐
・下痢
・意識障害
・食事困難
・排尿がない
・その他保健所への連絡事項(500文字以内)

 体温と酸素飽和度は実数値で、それ以外の項目「はい・いいえ・不明」の3項目を記載して保存する。朝昼夜の1日3回の健康状態を記録していく。状態が悪くなった場合に「はい」の項目を選ぶので徐々に体調は良くなったため「いいえ」を選択した。記入には少々手間がかかるが、しっかり記入しないと療養解除できないので毎日継続して記入することにした。

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