結婚式で「ご祝儀+参加費5000円」を徴収された!銭ゲバ新郎新婦の計画とは
ご祝儀に加えて会費も…?
「ご祝儀を渡した後に受付で『会費制なので』と言われ、さらに5000円を要求されたんです。普通、会費制の場合はご祝儀は無しという形にするものだと思いますが、なんと両方払うことに」
当然ながら新婦側も同様だったそうで、この時点で参列者たちは、ざわついていたんだとか。
「いったいどんな豪華な式なのか、嫌が応にも期待してしまいました。しかし、式場にはテーブルに花も置かれておらず、かなりこざっぱりした印象でした……。出てくる料理もなんていうか微妙な感じで、手軽なイタリアンレストランの安いコースという感じ。正直、露骨にお金をかけていないことがわかる結婚式でした」
見事に期待を裏切られてしまう
もちろん表立っては言わなかったものの、秋山さんは同期に「これは流石にどうなんだ」と耳打ちしたそうです。
「式が終わってから渡された引き出物も微妙で……小さな袋に3つほど入ったクッキーにハンドタオルでした。式が終わった後、グチを肴に呑んで盛り上がってしまうほどでした」
それから半年ほど経ち、溝口さんも含めたサークルの同期たちと居酒屋で集まることになります。
「酔っぱらった同期が、『あの結婚式、会員制だったよな? あの内容でご祝儀ももらったら、かなり利益出ただろ?』と溝口に聞いたんです。みな思っていたことではありましたが、直球で聞いたので、空気が張り詰めた感じがしました」